トールペイントを気軽にスタート出来るように今回は水入れ容器の説明と代用品を紹介します。
『水入れの働きと必要性』
水入れは次のような時に必要です。
- 筆に付いたペイントを洗う時
- サイドローディング,ウェットオンウェット、ウオシュ、ウエットオーバードライを描く時
- 汚れ、はみ出しをきれいにする時
一つずつ解説します。
1. 筆に付いたペイントを洗う時
もっともイメージしやすいのが筆についたペイントを洗う時ですね。
例えば「下地のベースを描く時」には、たくさんのペイントを筆に付けて描きます。
この場合には描き終わった後にペイントを落とさないと、きれいに描くことができません。
その他、複数色のペイントを使うとにも、筆を洗う頻度は増えます。
しっかり筆を洗わないと、ペイントの色が混ざってしまい、きれいに描くことができないからです。
きれいな作品を描くためにも、水入れは必須です。
2. サイドローディング等を描く時
水入れは、筆についたペイントを洗うだけではありません。
筆に水をふくめる時にも活躍します。
例えば、サイドローディング、ウエットオンウエット、ウォッシュ、ウエットオーバードライ、(トールペイントの描く技法のこと)
サイドローディングを描く時の筆に水をふくめる時やウエットオンウエットやウオシュ、ウエットオーバードライで描く時には、水分をを含んだ絵の具を塗る時に常にきれいな水が必要になります。
このように常に筆を洗い描く時にきれいな水が必要になりますから、きれいな水が複数あると水替えの回数も減りますから便利ですね。
3. 汚れ、はみ出しをきれいにするとき
絵が汚れてしまったりはみ出してしまったりしたときには綿棒に水を含ませてぬぐいます。
その際にも水入れがあればすぐに修正できます。
おすすめの水入れ
おすすめの水入れは、トールペイント専用のものです。
- 筆が立てられる
- 筆の奥に詰まったペイントも正しく洗える
そのため、できればトールペイント専用のものをおすすめします。
結論:専用の「ブラシウォッシャー」がおすすめ!
結論としてトールペイント専用として販売されている水入れなら、どれを選んでいただいても大丈夫です。
これらは、ホームセンター・ネットショッピングサイトで購入ができます。
【代用品について】
「 いきなり道具を揃えるのは抵抗が・・・ 」と思う方は、次のようなものでも代用できます。
- 牛乳パックを2分の1にカットしたもの
- ジャムなどの空き瓶
- 100均の水入れ
身の回りのもので気軽にスタートしてみましょう。
あとがき
今回は、トールペイントに必要な道具として「水入れ」を紹介しました。
水入れは、トールペイントで作品を描くために必要な道具です。
必要ですが、入手も容易で代用品を活用することもできます。
「トールペイントを始めてみたい」と思っている方にも準備しやすいので、ぜひ試してみてください。
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