シルクスクリーンは、手順も簡単で作品の仕上がりがグレードアップします。
また、ここが物足りない…。何を描こうか…?と、ちょい足しに困ったときにも役に立ちます。
そんなシルクスクリーンの使い方を紹介します。
シルクスクリーンとは?
使い方を紹介する前に、シルクスクリーンとはどういうものでしょうか。
トールペイントで使うシルクスクリーンは繊細な繊維で出来ていると表示されています。
この繊維のメッシュがペイントを通す部分と、通さない部分があり綺麗な模様ができるんですね。
そして、何度も洗っては使っていますが強い繊維で出来ているのか、痛みも少なく洗った後の乾きも早いので使う回数も増えていると実感しています。
種類やデザインも豊富で、文字を描くことが苦手な方には文字だけのものもあります。
今までステンシルシートだとペイントの付き具合で文字がきれいに出せなかったりします。
レースペーパーでの使用では、模様を入れたら一度でレースペーパーが使えなくなります。
使いやすいシルクスクリーンをフルに活用したいですね。
シルクスクリーンどちらが表でどちらが裏?
シルクスクリーンを使う時、どちらを表にしたらよいのでしょう?
シルクスクリーンの手触りは、ツルツルの面と繊維を感じるザラッとした手触りの面があります。
文字が書かれているデザインであれば表面がわかるのですが、模様だけのデザインだとどちらを表にしたらよいか悩んでしまいます。
案の定、私は悩んでしまい、シルクスクリーンの表と裏で試してみました。
ツルツルした面を上にした場合
ツルツルした面を上にシルクスクリーンをすると、くっきりとした模様ができました。
線が太くしっかりとした感じ。きれいな仕上がりです。
くっきりとした白の模様がバラの花を引き立たせてくれました。
ザラッとした繊維を感じる手触りの面を上にした場合
ザラッと繊維を感じる手触りの面を上にしてシルクスクリーンをすると模様が繊細で線も細く綺麗な模様ができました。
メインのお花を邪魔することなく全体がまとまりました。
両面を試してみて
試して感じたことは、どちらもきれいに仕上がったということです。
図案の内容でどちらも使えそうです。
でも、どちらを上にするのが一般的なのか…?販売者の方にお電話で聞いてみました。
とても親切に対応していただきました。お話によると一般的にはザラッとした繊維を感じる手触りの面を上にするとのことでした。
しかし、こちらが上とは限らずお使いできます。と、お答えいただきました。
その後ですが...模様だけのシルクスクリーンにも小さくですが右下に文字がありました。
私は、気が付くまで時間がかかりましたね。皆さんは、手触りだけではなく文字を確認してからシルクスクリーンを使ってくださいね。
シルクスクリーンに必要なもの
シルクスクリーンを使うために必要なものを紹介します。
- シルクスクリーン
- シルクスクリーンができるメディウム
- ペイント
- ペーパーパレット
- パレットナイフ
- 水入れ
- タオル
- キッチンペーパー
- マスキングテープ
- スージー
シルクスクリーンの使い方
必要なものが準備出来ましたらシルクスクリーンをします
。順番に進めていきます。
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①シルクスクリーンの置く位置が決まったら素材の上に置きます。
シルクスクリーンがずれないように手で押さえるか、マスキングテープを数か所貼ってずれないようにします。
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②ペーパーパレットにペイントを置き、そこに少量のシルクスクリーンのメディウムを置きます。
パレットナイフでこの二つをしっかりと混ぜます。
はじめはチョット固めに感じますがよく混ぜていくと滑らかになります。
ケーキのデコレーションができる滑らかなクリームのようになるまでよく混ぜてください。
この時に作るペイントは多めに作ってください。意外にペイントを必要とします。
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③出来上がったペイントをシルクスクリーンの中心にパレットナイフで置きます。
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④スージーというゴム製で出来ているペイントを伸ばす便利な道具を使います。
中心から外側に向けてうすく全体にのばします。
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⑤全体にのばしたらゆっくりとシルクスクリーンをはがします。
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⑥シルクスクリーンとスージーはすぐに水で洗います。
シルクスクリーンは目詰まりを起こさないようにすぐに洗うことを忘れないで下さいね。
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あとがき
シルクスクリーンについて紹介しました。
今までステンシルシートやレースペーパーを使っていましが、今はいろいろな場面でシルクスクリーンをよく使います。
皆さんにもお勧めしたい道具の一つです。
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